要点:Schema Markup(構造化データ)は、ページ上の情報が何であるかをGoogleなどのシステムに直接伝えるため、Webページに加えるコードです(Googleが推奨する形式はJSON-LD)。事業者名、住所、営業時間、料金、専門家が誰かといった情報を示します。構造化データは順位を直接上げるものではなく、リッチリザルトの表示も保証されませんが、事業の情報を正しく読み取ってもらう助けになります。Daaistudioは、ページ上で見える内容と一致する構造化データを、サイト管理+SEO GEO月額プランの一部として整えています。
構造化データ(Schema)はSEOのレポートでよく目にする言葉ですが、わかりやすく説明されることはあまりありません。Googleタイのオートコンプリート(2026年10月13日確認)には「schema markup คือ อะไร」(Schema Markupとは何か)、「schema markup wordpress」、「schema markup html」が表示され、意味と入れ方の両方が求められていることがわかります。この言葉の検索数はまだ測定していません。この記事では、構造化データとは何か、本当に役立つこと、役立たないこと、当社がお客様のサイトにどう入れているかをご説明します。
Schema Markupとは何か、専門用語を使わずに
人はページを読めば「10時〜22時」が営業時間だとすぐにわかりますが、検索システムは文章から推測するしかありません。Schema Markupは、こうした情報にラベルを付ける仕組みです。これは店名、これは住所、これは営業時間、この人はシェフ、とはっきり伝えます。
ラベルには、Google、Microsoft、Yahoo、Yandexが共同で設立したSchema.orgの標準語彙を使うため、複数の検索エンジンが同じ言葉で読み取れます。Googleが検索結果で実際に使う種類については、Schema.orgにはGoogleが使う以上の種類があるため、Google Search Centralの文書を基準にするようGoogleは勧めています。
例:構造化データでGoogleに伝えられること
| ページ上の情報 | 構造化データの種類 | 向いている事業 |
|---|---|---|
| 事業者名、ロゴ、連絡先 | Organization | すべての事業 |
| 住所、営業時間、電話番号 | LocalBusiness(RestaurantやDentistなどの下位の種類) | 店舗、クリニック、ホテルなど拠点のある事業 |
| シェフ、医師、専門家の経歴 | Person | 人の専門性を強みとする事業 |
| 記事、公開日、執筆者 | Article / BlogPosting | ブログのあるサイト |
| ページの階層(ホーム > ブログ > 記事) | BreadcrumbList | 複数階層のあるサイト |
| 商品、価格、在庫 | Product | ネットショップ |
当社のサイトでも、ブログ記事にはすべてBlogPosting、BreadcrumbList、そして記事末尾のよくある質問と一致するFAQPageの構造化データを入れています。このページのコードを見ると、下にある質問と同じものが入っています。
JSON-LD、Microdata、RDFaのどれを使うか
構造化データは3つの形式で書けます。Googleは、正しく書かれていれば3つとも同じように機能するとしたうえで、導入と管理が最も簡単なJSON-LDを推奨しています。JSON-LDはscriptタグ内のひとまとまりのコードで、人が見る文章とは分かれているため、ページのデザインを変えても構造化データが崩れません。MicrodataとRDFaは、コンテンツのHTMLタグに組み込む必要があります。当社はすべての案件でJSON-LDを使っています。
構造化データはSEOとAIにどこまで役立つか、率直に
ここはSEO業者の多くが大げさに語る部分です。Google自身の文書からまとめます。
- リッチリザルトの対象になる:商品のレビューの星、価格、レシピの詳細などです。Googleがまとめた事例では、Rotten Tomatoesが10万ページに構造化データを入れ、構造化データのあるページはないページよりクリック率が25%高くなりました。
- 表示は保証されない:構造化データは機能が表示される「可能性」を作るもので、表示されるとは限らないとGoogleは書いています。コードがすべてのテストに合格していても同じです。
- 順位を直接上げるものではない:ルールに反する構造化データには手動による対策が取られることがあり、そのページはリッチリザルトの対象外になりますが、通常の検索結果での順位には影響しません。
- Googleが終了した種類もある:FAQのリッチリザルトは2023年8月以降、信頼できる政府系・健康系サイトに限られています。また2025年6月、Googleはコース情報、推定給与、車両情報などさらに7種類のサポート終了を発表しました。
- AIによる概要に特別な構造化データは不要:Googleの「AI features and your website」は、追加すべき特別な構造化データはないとしたうえで、構造化データがページ上で見えるテキストと一致していることを求めています。
つまり構造化データは近道ではありません。事業の事実を明確に、矛盾なく保つための基本作業であり、それこそがGoogleとAIの両方が必要とするものです。SEO・AEO・GEOの違いはSEO・AEO・AIO・GEOの違いをご覧ください。
実例:Personの構造化データと、AIによる概要に出たシェフ
Brasserie 9はサトーン・ソイ6のフレンチレストランで、当社が毎月SEOとGEOを担当しています。強みはシェフのHervé Frérard氏です。お店が確認した事実だけでシェフのプロフィールページを作り、シェフの名前、役職、勤務先のレストランを示すPersonの構造化データを加えました。構造化データの内容は、ページ上の文章とすべて一致しています。エリザベス女王に料理を作ったバンコクのフランス人シェフについて質問すると、GoogleのAIによる概要がシェフの名前と当社のお客様のレストランで答えます。

当社がPersonの構造化データとともにページに整えたシェフとBrasserie 9の情報で答えるGoogleのAIによる概要(お客様向けレポートの画面、2026年9月)。
構造化データだけでこの結果が出たとは言いません。成果につながったのは、1ページに明確に書かれた事実と、それを裏付ける構造化データの組み合わせです。この取り組みについてはSEO・GEO対策で詳しくご紹介しています。
WordPressサイトに構造化データを入れる手順
- SEOプラグインを設定する:Rank MathやYoastが、組織、Webページ、記事、パンくずなどの基本的な構造化データを自動で作ります。
- 事業情報を正確に、矛盾なく入力する:名称、住所、電話番号、営業時間を、サイトとGoogleビジネスプロフィールで一致させます。
- 事業に合った種類を加える:店舗やクリニックにはLocalBusiness、専門家にはPerson、ネットショップにはProductなどです。
- 公開前に確認する:Googleのリッチリザルトテストで対象となるリッチリザルトを、Schema.orgのSchema Markup Validatorでコード全体を確認します。
- 公開後も追う:テーマ変更やプラグインの更新の後などに構造化データのエラーが出ると、Google Search Consoleのレポートに表示されます。
お客様のサイトに構造化データを入れるとき、毎回確認していること
- 構造化データの内容はすべてページ上で見えること:ページにない営業時間や料金を構造化データで示すのは、Googleのガイドライン違反です。
- 架空のレビューは入れない:レビューの星は、ページに表示されている実際のレビューからのみ示します。
- 複数のプラグインによる重複を防ぐ:テーマやプラグインの中には独自に構造化データを作るものがあります。確認しないと、1ページが食い違う2つの情報を伝えてしまうことがあります。
- すべての言語で同じ事実を:タイ語、英語、日本語のページで、同じ事実を示す構造化データにします。
- 事業が変わったら更新する:移転、営業時間の変更、専門家の交代があれば、ページ、構造化データ、Googleビジネスプロフィールを同時に更新します。
お客様が実感しているプロの仕事
当社はGoogleとFastworkの両方で評価5.0をいただいており、Fastworkでは18件の実績と8社のリピート依頼があります。レストランのAl SarayとBrasserie 9は、最初の3か月の後にSEO GEOの管理を6か月契約で更新されました。お客様には毎月、実データに基づくレポートを、構造化データの状況や検索結果の画面とともにお届けしています。創業者と直接やり取りいただき、スタジオのチームが創業者の指示のもとで制作します。
御社サイトの構造化データがGoogleに何を伝えているか、確認しませんか
サイトのリンクをお送りください。構造化データと、GoogleとAIが今読み取れる事業情報を確認し、作業計画を無料でお見せします。
まとめ
Schema Markupは、Googleなどのシステムが事業の事実を正しく読み取れるよう情報にラベルを付ける仕組みです。JSON-LDで、ページ上の見える内容と一致させて入れ、毎回Googleのツールで確認します。当社が制作するWordPressサイトは、最初からSEOプラグインを設定しています。詳しくはWordPressホームページ制作をご覧ください。継続的な構造化データの管理は、サイト管理+SEO GEOプラン(月額8,500バーツ、初月4,900バーツ)に含まれます。Googleの順位やAIの回答を保証できる人はいません。当社は実際に起きて測定できた結果だけをお見せします。
出典
- Google Search Central: Introduction to structured data markup
- Google Search Central: General structured data guidelines
- Google Search Central: AI features and your website
- Google Search Central Blog: Simplifying the search results page(2025年6月12日)
- Google Search Central Blog: Changes to HowTo and FAQ rich results(2023年8月)
- Schema.org: About
- Google: リッチリザルトテスト、Schema Markup Validator





