要点:Googleサーチコンソールは、検索結果でのサイトの見え方を示すGoogleの無料ツールです。どんな語句で検索されたか、何回表示され何回クリックされたか、平均掲載順位、そしてGoogleがまだインデックスしていないページがわかります。サーチコンソール自体が順位を上げるわけではありませんが、Daaistudioが毎月お客様のSEO GEOを計画し報告するための実データです。
サイト納品時に初めて「サーチコンソール」という言葉を聞き、その後一度も開いていない事業者の方は少なくありません。Googleのタイ語オートコンプリート(2026年11月3日確認)には「google search console คือ」(サーチコンソールとは)、「google search console ใช้ ยัง ไง」(使い方)、「google search console วิธีใช้」(使用方法)、「google search console ติด ตั้ง」(設定)が表示され、意味と使い方の両方が求められていることがわかります。日本語でも「サーチコンソール とは」「サーチコンソール 仕組み」が候補に出ます。検索ボリュームは測定していません。この記事では、Googleの公式ドキュメントと、実際のお客様のサイトでの使い方をもとにご説明します。
Googleサーチコンソールとは何か、誰のためのものか
Googleはサーチコンソールを、Google検索でのサイトの存在を監視・維持し、問題を解決するための無料サービスと説明しています。対象として挙げられているのは、事業者、SEO担当者やマーケター、サイト管理者、Web開発者です。
最初に知っておきたいことが2つあります。
- 登録しなくてもGoogleに表示される:Googleは、検索結果に含まれるためにサーチコンソールへの登録は必要ないと説明しています。
- 順位を押し上げるものではない:サーチコンソールはデータを見て問題を見つけるためのツールです。導入しただけで順位は上がりません。順位を動かすのは、データが示す点を改善することです。
Googleの入門ガイドでは、毎日ログインする必要はなく、月に1回程度の確認で十分とされています。新しい問題が見つかった場合は、Googleからサイト所有者にメールが届きます。
設定方法:ドメインプロパティとURLプレフィックスプロパティ
最初にサイトを「プロパティ」として追加し、所有者であることを確認します。種類は2つです。
| プロパティの種類 | 対象範囲 | 確認方法 |
|---|---|---|
| ドメイン | すべてのサブドメイン(www、mなど)、httpとhttpsの両方 | ドメイン管理会社でのDNSレコードのみ |
| URLプレフィックス | 指定した接頭辞(httpまたはhttpsを含む)で始まるURLのみ | 複数の方法から選択 |
当社では、DNSにアクセスできる場合は必ずドメインプロパティを選びます。サイトのすべてのバージョンを1か所で確認でき、httpからhttpsへの移行でも途切れないためです。確認後はサイトマップレポートからサイトマップを送信し、どんなページがあるかをGoogleに伝えます。なお、サイトマップを送信してもすべてのURLがクロールされるわけではないと、Google自身が説明しています。
検索パフォーマンスレポートの4つの数字
事業者が最初に開くべきなのが検索パフォーマンスレポートです。初期表示は直近3か月で、検索語句、ページ、国、デバイス、日付ごとに分けて見られます。
| 数字 | Googleの定義 | 事業者としての読み方 |
|---|---|---|
| クリック数 | Google検索結果からサイトがクリックされた回数 | 実際に見に来るほど関心を持った人 |
| 表示回数 | 検索結果にサイトが表示された回数 | どれだけ「目に触れたか」 |
| CTR | クリック数を表示回数で割った値 | ページタイトルと説明文がどれだけクリックを誘えているか |
| 平均掲載順位 | サイトの最上位の結果の平均順位 | 全体像であり、ある1日に見える順位ではない |
注意点として、最新日のデータは暫定値で、数時間のうちに変わることがあります。また検索タイプはウェブ、画像、動画、ニュースに分かれています。当社がまず探すのは、表示回数は多いのにCTRが低いページです。Googleはすでに表示しているのに、タイトルや説明文が検索した人の求めることに応えていないということです。ここを直すほうが、新しいページを書くより短時間で済むことが多いです。
Googleに登録されていないページ:インデックス作成レポートとURL検査
Googleのインデックスにないページは、検索結果に一切表示されません。ページのインデックス作成レポートでは、Googleが把握しているURLのうち何ページがインデックスされているか、されていないページはなぜかがわかります。たとえば「Discovered - currently not indexed」(検出 - インデックス未登録)は、Googleがページの存在を把握しているものの、まだインデックスしていない状態です。Googleはこのレポートを約500ページを超えるサイト向けとしており、それより小さいサイトは「site:」に続けてドメインを入れて検索すれば概要がつかめます。
URL検査ツールは1ページずつ、Googleがどのバージョンをインデックスしているか、公開中のページがインデックス可能かを確認します。Googleが明記している点は2つ。プロパティごとに1日の検査回数に上限があること、そして「URLはGoogleに登録されています」と出ても検索結果への表示は保証されないことです。
当社サイトでの教訓:2026年10月、daaistudio.comの新しい記事のいくつかが「Discovered - currently not indexed」のまま止まっていました。主な原因は、新しい記事に他のページの本文からのリンクがなかったことでした。現在は公開当日に、メインガイドと同じテーマの記事から新しい記事へリンクを張り、さらにURL検査から1日数ページずつインデックス登録をリクエストしています。
サーチコンソールとAI Overview:レポートでは見えないこと
GoogleのAI機能に関するドキュメントによると、AI OverviewsやAI Modeに表示されたサイトは、通常の検索結果と合わせて検索パフォーマンスレポートの「ウェブ」検索タイプに含まれ、別の項目はありません。つまりサーチコンソールだけでは、AIの回答が御社に触れているかどうかはわかりません。そこで当社は毎月、お客様の顧客が実際にする質問をGoogleで検索し、日付入りのスクリーンショットをサーチコンソールの数値と並べてレポートに入れています。

GoogleのAI OverviewがシェフとBrasserie 9の名前で回答。このような表示はサーチコンソールの「ウェブ」検索タイプに含まれるため、スクリーンショットをレポートに残しています(お客様レポートのスクリーンショット、2026年9月)
Brasserie 9は、当社が毎月SEOとGEOを担当しているサトーン・ソイ6のフレンチレストランです。このようなスクリーンショットは誰でも検索し直して確かめられる証拠です。一方、サーチコンソールの数値はお客様の非公開データのため、記事には掲載しません。
サーチコンソールとGA4の違い
| Googleサーチコンソール | GA4(Googleアナリティクス) | |
|---|---|---|
| どの段階か | Google上、クリックの前 | サイト上、訪問の後 |
| 答えてくれる質問 | 何で検索されたか、何回表示されたか、順位、インデックスされていないページ | どこから来たか、どのページを見たか、予約・電話・フォーム送信をしたか |
| 使い道 | 改善すべき検索語句とページを選ぶ | 訪問者がどれだけ顧客になったかを測る |
Googleのドキュメントでも、コンバージョンやサイト滞在時間はGoogleアナリティクスなど他のツールで追うよう勧めています。当社が納品するサイトには、両方を導入しています。
サーチコンソールの所有者は誰であるべきか
サーチコンソールには主に3つの権限があります。オーナーはすべてを管理でき、ユーザーの追加・削除ができます。フルユーザーはすべてのデータを閲覧し、一部の操作ができます。制限付きユーザーはほとんどのデータを閲覧のみできます。ユーザーを追加できるのはオーナーだけです。
当社がすべてのお客様と守っているルール:オーナーのアカウントは御社のものとし、hello@daaistudio.com をユーザーとして追加していただきます。将来ご自身で管理する場合も、管理会社を変える場合も、履歴は御社に残ります。
実例:お客様レポートで使っているデータ
N.A.N. Inspection & Engineeringは、ラヨーンの検査・エンジニアリング会社です。新サイト公開当日にサーチコンソールを設定しました。公開から39日以内に「หน่วยรับรองหม้อน้ำ」(ボイラー認証機関)でGoogle 1位、サーチコンソールによる全検索語の平均掲載順位は5.45です。詳しくはN.A.N. Inspectionの事例をご覧ください。
毎月のレポートでは、サーチコンソールで4つの問いに答えます。どの検索語句が上がったか下がったか、表示されているのにクリックされていないページはどれか、まだインデックスされていないページはどれか、Googleから問題の通知はあるか。そのうえで翌月に何を直すかを書きます。
お客様に見ていただける信頼性
GoogleとFastworkの両方で評価5.0、Fastworkでの実績18件、リピートのお客様8社。レストランのAl SarayとBrasserie 9は、最初の3か月の後にSEO GEO保守を6か月で更新されました。ご相談は創業者が直接お受けし、制作は創業者の指揮のもとスタジオチームが行います。
サーチコンソールはあるけれど、どこを見ればよいかわからない方へ
サイトのURLをお送りください。Googleにインデックスされているページ、されていないページ、最初に直すべき点を確認し、プランとしてご提示します。無料です。
毎月10分のサーチコンソール・チェックリスト
- オーナーのアカウントが、制作会社だけでなく御社のメールアドレスになっている
- 検索パフォーマンスレポートで、直近3か月と前の期間のクリック数・表示回数を比べる
- 表示回数が多くCTRが低いページを探し、タイトルと説明文を改善する
- ページのインデックス作成レポートで、サービスページなど重要なページがインデックスされているか確認する
- サイトマップレポートのステータスが「Success(成功)」になっているか確認する
- サーチコンソールからの通知メールを読み、放置しない
- 顧客がよくする質問をご自身でGoogle検索し、AI回答のスクリーンショットを日付入りで残す
まとめ
Googleサーチコンソールは、Google上でのサイトの現状をありのままに示す無料ツールです。順位を押し上げるものではありませんが、何を先に直すべきかを教えてくれます。訪問者がどれだけ顧客になったかはGA4と組み合わせて、サーチコンソールで分けられないAI回答は日付入りのスクリーンショットで補います。Googleの順位やAIの回答は誰にも保証できません。当社は実際に起きた、測定できる結果だけをお見せしています。月額プランの内容は保守+SEO GEOプランのページでご覧いただけます。
参考資料
- Google Search Console Help: About Search Console
- Google Search Central: Get started with Search Console
- Google Search Console Help: Performance report (Search results)
- Google Search Console Help: Page indexing report
- Google Search Console Help: URL Inspection tool
- Google Search Console Help: Add a website property
- Google Search Console Help: Managing owners, users, and permissions
- Google Search Console Help: Sitemaps report
- Google Search Central: AI features and your website





